パンのこと

町にはパン屋さんが多いに増えているようで、テレビでも取り上げられ、パン職人になろうとしている人も多いようですから、これからもパン屋サンは当分増え続けるのでしょうね。

今日は休業日で久しぶりにカミサンと外出したのだが、うちのカミサンもパン大好き人間で、若いときからパンさえあれば他に何もいらないとか言っていたものです。

パン屋さんの店先では足が止まるようで、やむなく私も店内に入ったのだが、まるでケーキ屋さんの感じでデコレーションパンが満載です。バケットや食パンは何となく肩身が狭い感じ。

ところで、タヴェルナ アズーラでスパゲッティ「ライフルの一発」に付けているパンはZio Rossoの手製ですが、これはミートソースに合うパンが町のパン屋さんでは見つからなかったので、仕方なく面倒だが手製にしている次第。

幸いにも多くの人が店のパンを美味しいといってくださるので嬉しいことなのですが、褒められるほどのものではなく、単に強力粉を練り上げて、ホンの少量の砂糖と塩を加えているだけのことで、最も単純なパンなのです。

タヴェルナ アズーラが欲しいパンは、出来るだけ味が付いていないパン。少なくとも甘くないパンなのですが、これを見つけるのが中々難しい。高島屋かどこかでイタリアのチャバッタというパンを以前カミサンが買ってきたが、このパンが近くて手軽に入手できるのなら、手作りするまでも無いのだが。

要は今町で売られているパンは、殆どが菓子パンの類で、何時どのようなシチュエーションで食べるのか想像が付かない。

食事のお米代わりの主食にはとても向かないし、これだけを食事とするには栄養的に観ても余りにも寂しく貧しく感じます。

食後の甘いものか、おやつか?それならケーキの方が良いのでは???とカミサンに聞いてみると、ケーキより菓子パンの方が安いし、パン好きの人はやはりパンの方が好きと言う。

店で買っているのは大抵女性が多いのだが、どういうときにこんな菓子パンを食べるのか聞いてみたいものだ。

少なくとも奥様方には、ご飯代わりに貸bパンを子供に食べさせるのはやめて欲しいと願います。