スパゲッティを美味しく食べるコツ！何てチョット大げさですが、まず第一で絶対なのは、茹上げたら直ぐに食べることです。
勿論出来るだけ沢山のお湯で、１％位の塩を入れる、少し芯が残っている段階で上げる、、、などは一応の注意事項ですが、とにかく茹で上げたら出来るだけ早く食卓に出すこと。イタリアではスパゲッティをする場合、湯掻き始める前には食べる人を食卓に座らせるのが、スパゲッティを食べるためのルールと言われている位です。
パスタ専門店で、昼食前などスパゲッティをあらかじめ半茹でしておき、注文を貰ってスパゲッティを温めるだけ、などと言う所や、茹でた麺を冷凍しておいて注文をもらって熱湯に通すだけなどの店がありますが、飛んでも無いことです。
私、Zio Rosso,がタヴェルナ アズーラをオープンしたのも、スパゲッティを注文を受けてから湯掻き出すことで、スパゲッティの美味しさを知ってもらうことも目的の一つでした。
さて、ソースですが、最も基本的、最も簡便で大変美味しいスパゲッティソースはAglio olio e peperoncino でしょう。日本のイタリアンの本には、色々と難しく書いてあるものもありますが、簡単で美味しいのは、、、
麺を湯がいている間に、フライパンにEVオリーブオイルをタップリとり、ニンニクのスライスまたはみじん切りをいれ、鷹の爪を２～３個手でちぎって入れ、弱火でニンニクが一寸色づく程度に温め、湯掻き上がった麺と絡める、これだけです。
極端な話、バターベースのカルボナーラやクリーム系のソース以外、大抵のスパゲッティ・ソースの基本で、これにトマトを潰して加えれば、フレッシュトマトの抜群に美味しいスパゲッティ・ポモドーロになります。
ぜひ、お試しください。