苫米地英人氏

先日カミサンが図書館から苫米地と言う人の著作本を借りてきた。

「脳の履歴書」と「スピリチャアリズム」である。

最初に「脳の履歴書」を読んで、こんなスーパーマンのような人が世の中にいるのだと、単純に驚いた。

タヴェルナ アズーラを開店して以来、本は殆ど読んでいない。初めての飲食業で、勤務時間も長いため、本を読む気にならないのが正直なところだが、先日友人が来店した際、空堀商店街の話からプリンセス トヨトミの話になり、その時貸してくれた本「プリンセス トヨトミ」を読んだのが、久しぶりの読書であった。

当分は苫米地さんに嵌りそうです。

「スピリチュアリズム」のお陰で、オウムの麻原のこともかなり理解できたし、江原なんとか言う、以前から変だと思っていた人のことも、ヤッパリ変だとわかった。

江原と丸山?明弘がやっていた何とかいうテレビ番組が、視聴率が良いにもかかわらず中止になった頃、苫米地著「スピリチュアリズム」が出版されたタイミングのように思える。

全く関係の無い話だが、春や秋の勲章授与には随分と芸能人が出てくる。長年人気を保ち努力をしてきたのだから、それなりの人たちなのだろうが、一体勲章を授与する条件とはなんだろうか。

苫米地さんによると、アートはお金を稼ぐことを目的としない、自分以外の誰にも理解されなくて良い全くの個人的なものらしい。

これまで勲章を受けてきた人たちは、(苫米地さんの考えを曲解しているかもしれないけれど)自分の好きな芝居や音楽を大勢の人に支持されること=入場料収入が多いことを目的として、のために頑張ってきて、そのお陰で豪邸をたて、リッチな生活を送っている。

苫米地さんの価値観に従えば、芸能人にしろ作家にしろ音楽家にしろ、一般大衆に受け入れられることを意識して努力していたのだから、芸術家ではない。極論すれば、これは大衆相手の商売でしょう???

芸能人という商売、音楽家と言う商売に成功しリッチになった人が勲章を貰うのですよね?

このように書くとヤッカミと思われるだろうけれど、一般のサラリーマンはどうだろうか?

35年、40年、上司の顔色を見ながらの人もいるだろうし、会社発展のためもあるだろうけれど、日々の生活、家族に少しでも豊かな生活を与えるために頑張っている。

工場の職人さんやサラリーマンと、リッチな生活をする芸能人と、一体どちらが勲章に値するのか???

ちょっと、余計なことを考えました!!!