Taverna Azzurraはイタリアで一般的な本格ラザーニアと辛美味スパゲッティ”ライフルの一発”をメニューにしているので、コーヒーはメニュにつけるサービスの場合が多い。
美味しいと言われるコーヒーの淹れ方について、チョットしたコツを書いてみる。
今はコストを下げることが優先なので、飲食店で出すものは機械を使用したり、すでに出来たものを購入して温めるだけが多い。
コーヒーを入れる場合、沸騰した100度のお湯で淹れると、コーヒー豆のすべてが抽出されるので、色も香りも強く出せるけれど、コーヒー豆の持っている不純な部分も出てしまいます。
イタリアのエスプレッソの場合、圧力をかけることで、お湯とコーヒーの粉の接触時間を短くすることにより、コーヒーの持つ嫌な部分を抽出しないようにしている。同時に抽出も少なくして途中でストップする。
ちなみに、長い時間をかけてエスプレッソを抽出すると、不純な部分も抽出される。これが、イタリア製のエスプレッソマシンを使っているのに、美味しいコーヒーが供されない理由です。
苅田式と言うか、紙のフィルターを使用している自動機の場合は、沸騰したお湯で抽出されるので、これも不純物を同時に抽出してしまうので、美味しいコーヒーにならない。
もうお分かりと思うけれど、エスプレッソマシンで淹れる場合は、早めに抽出をストップすること。フィルターで淹れる場合はお湯の温度を85~90度くらいにして淹れることです。
最初に少しだけの湯を通してコーヒー豆を蒸らすのはもちろんですが、蒸らしたあとの湯はそのまま温めずに使用します。
温度計がない場合は、お湯が沸騰して火を止めた後、3~4分、そのまま放置しておけばよいでしょう。
ほんの少しの手間をかけるだけで、コーヒーだけでなく、料理もはずいぶん美味しくなりますよ。
一度お試しください。