嬉しい話

先日、娘の友人が来店してくれた。

友達二人を同行した3人で、3人ともイタリア在住経験者とのこと。

娘の友人は、ヴェネッツィアでアートを勉強していたとのことで、あとの二人は建築家であるらしい。

我が娘は少々男っぽいところがあるというか、男女差別を極端に嫌う性格。ピュアーな考えを持っているだけに、友人の数はそれほど多くないと思われる。

このアーティストも男性で、多少酩酊気味だったのが残念だが、好人物の印象。他の二人も立派な社会人で、しばらくイタリア時代の話に花が咲いた。

スパゲッティ。ライフルの一発とラザーニアも試食してくれたのだが、その感想が久しぶりにイタリアの味を味わったとのこと。

Zio Rossoは日ごろ、イタリア料理の看板をあげながら、イタリアでの食事を感じさせない店がほとんどであることに大変不満で、タヴェルナ・アズ―ラはイタリアそのまんまの味を提供しようと心がけているので、美味しいと言われるのも勿論嬉しいのだが、イタリアを思い出すと言われるのは最大の賛辞であると思っている。

久しぶりに嬉しい来客であった。