汚染牛肉問題

汚染牛肉問題が広がっている。

原発からかなり遠い地方からの稲ワラでも保管の状態などで、与えられた牛は放射能汚染しているようです。

相変わらずのことだが、行政は慌てふためいて対策に右往左往し、マスコミは連日牛ギュウと騒がしい。

行政府は出来るだけ問題を隠そうとし、露見した時は初めて知ったように問題にあたるのは通常のことだが、マスコミは行政の発表に良い子のように従って報道している。

ワラを食べたのは肉牛だけなのか?乳牛はこの地方には居ないのか?ブタはない荷を食べているのか?鳥は?

雨がかかったワラを食べただけで牛肉が汚染するなら、畑で育っている野菜はどうなのか?

心あるジャーナリストなら、汚染牛肉から敷衍していろんな問題に取り組むはずなのだが、そんな職責を感じるジャーナリストは今や望む方が無理なようです。

作為か不作為か知らぬが、行政とそれに従うマスコミによって、正確な情報を知らされぬから自己防衛のために疑わしいものは買わない、、、これが風評被害となるのです。

そういえば、なでしこが成田に帰って来た時は300人以上の報道陣が集まったそうだが、東日本の被災地に新聞記者が派遣されて長期滞在など聞いたことが無い。

せいぜいテレビの報道番組のキャスターと称する人が、安全確認された地区へ最近になって1日二日位、格好を付けて言っているだけである。