ん!!年金改革?

社会保障年金改革の議論が進められている。

大抵の解説者や政府の説明によると、今や5人の勤労者が一人の年金者を養っているとか、いずれ3人とか、一人が一人とか、好き放題のことを述べ、消費税の値上げや税金の値上げに結び付けようとしている。

年金制度ができた時、各自の掛け金が始まったわけだが、年齢60歳だから自動的に年金をもらえたわけではなく、35年かけて始めて年金を受け取れるのです。

年金受領者は勤労者のお金ではなく、それぞれが35年間営々と支払ってきたお金をもらっているのであって、確かに80何歳か以上長生きすればもらう金額は掛けた金額より多くなるけれど、それ以下の若さで死んでしまえば払った方が多くなるのです。

それなら、年金制度が始まった時から、年金の支払いが始まる間、巨額な年金資金が溜まっているはずだが、それは一体どうなっているのか???損が議論はほとんどされていない。

たぶんその巨額なお金は、運用する厚生省がグリーンピアや何やら大判振る舞いをしていたに違いない。そして、そのツケを如何にも年金受領者が現役の勤労者の掛け金にお世話になったように説明をするのである。

確かに、平均寿命は伸びているので積立金を多くするか、受領年齢を高くするかなどの多少の変更は必要と思う。

しかし、いま年金を受け取っているからと言って、そのお金が如何にも現役労働者のお世話になっているのだと言われたくはない。

自分が現役時代真面目に積み立てていたお金を返してもらっているだけなのです。

年金受領者はなぜ黙っているのか・・・不思議でたまらない。