よたよたの民主党。随分と支持率も下がったようです。
自民党の支配が長すぎ、政官癒着や政財癒着が絡み合った状況で、一度政権交代をさせ新たな出発をさせたいのが民主党政権になった原点。
民主党内で政権担当の経験があるのは、渡辺水戸黄門や小沢などホンの数人なのだから、政権担当の練習も時間がかかるのは当然とはいえる。
菅さんは、確かに頼りない感じはするし、鳩山さんも金持ちのボンボンで輪をかけて頼りないのは実際。民主党の支持率が落ちるのは止むを得ないようです。
ただ日本の政治を切り回すのはそれ程生易しいことではないし、日本の首相の仕事も思うほど簡単ではないでしょう。
自民党末期の安倍さんは激務に耐え切れず病気退陣、福田さんも首相の座にそぐわず簡単にヤーメタ、麻生さんも漫画が趣味ではどうしようもなかった。
国債残高900兆円や、デフレ傾向は自民党のときからニッチモサッチモ行かなくなっていたし、貧富の格差は小泉さんが進行させたもの。
菅さんも確かにもたもた。官僚にもなめられている節はある。もしバッサリ実行力でやるのら、皆が批判している小沢さんにでも首相をやらせれば良いけれど、金権体質とかで皆さんは反対。
清廉潔白でお金をばら撒けないような人が首相では、世襲議員や官僚出が殆どの議員は動いてくれないでしょう。
産経新聞など民主党政権はボロンチョンに書いているけれど、そして指摘は間違っては居ないように思うけれど、政権に初めて付いた赤子のような民主党や菅さんを、一寸でも良いことをやったら大げさに褒めてあげるのも、日本の政治を良くすると思うのだが。
褒めて育てるのか、叱って育てるのか。教育の観点からは褒めて育てるほうが良いようですよ。