思いやり、謙虚、譲り合い、、、日本の美徳と言われる。確かに日本国内だけのことなら、そして誰もがそんな心を持てば、世の中大分マシなものになるでしょう。
しかし国際的になると、思いやりも、謙虚も、譲り合いも全く評価されないし、無価値であると考えるべきです。
イタリアのことで言うと、イタリアでは幼稚園から自分の意見を明確に言葉にして伝えることを教育しており、言葉にして主張できないことは意見が無いのと同列とみなされる。
ロシアの大統領が国後島を訪問したことで、駐ロシア大使が呼び戻されたけれど、これは当然の姿勢。前原外相はかなり頑張っているようですが、もっとはっきり主張しても良い。
中国とロシアは尖閣と北方4島の取り込みで間違いなく話が出来上がっているのは明白なのだから、日本としては尖閣での衝突ビデオもドンドン世界に公開し、北方4島についての歴史的合意事項などもひつこいほど世界に訴えなければなりません。
日本が非核3原則を放棄し、今後中国やロシアと軍事力で対抗できるように核武装を含む軍事力の拡充に努めるなら、それはそれで結構で、対抗できる湯になれば、思いやりも謙虚も生きてくるのです。
喧嘩をしたらはっきり負けることが分かっている相手に対して、思いやりも謙虚も、譲り合いも通じるわけがない。
自分の意見を明確に主張するのは決してイタリアだけではありません。日本以外の全世界がそうだと思うべきです。
中国共産独裁国、ロシア帝国主義国、この厄介な国の隣に位置しているのだから、日本政府は頑張らなくては。
イタリアでは、何も主張しないのはバカと同じです。今の政府はこの伝で言うと馬鹿ばかり???