古には京都の着倒れ、奈良の履き倒れ、そして大阪の食い倒れと言ったものですが、京都奈良は別にして、大阪の食い倒れは一体どこに行ったのでしょう。
大阪観光の案内本にはたこ焼きが大きく取り上げられている。たこ焼きがまずいとは言いませんが、大阪名物がたこ焼きでは食い倒れの街としては情けない。
アメリカ村でも有名たこ焼きのワナカ、甲賀流があり、行列しているのをときどき見る。甲賀流の隣に林ンチ家のたこ焼き店も開店し、甲賀流に挑戦状。何ともレベルの低い食い倒れ戦争。
以前は、オムレツの北極とかカツの明治軒とか、好き嫌いは別にしてブタ饅の蓬莱とか、ついでにスッポンの神田川、、、など名前のあるものもあるけれど、無名であっても店を構えたところはどこに入っても美味しかったけれど、今や食べログなどで調べなければ、どこもここも合格点と言うわけにはいかなくなった。
よく東京では美味しい店に関する本がたくさん出されているが、かつては大阪にはその種の本は必要ないと言われてきたものです。
ぼちぼち、そんな美味いもの店に関する真面目な調査本が、大阪にも必要な気がしますね。
テレビでは食べ物番組も多いのですが、それほど美味い物を食べた経験が深そうには見えない若手の吉本が、どこへ言っても美味しい美味いの連発ではどうしようもない。伸介あたりは結構美食をしているだろうから信頼性はあるけれど。
閉店も伸介さんの旨いいもの番組には申し込んでいるのだが、ちょっと無理かな