このスパゲッティの商品名「ライフルの一発」は大変気に入っており、まさしく自画自賛。特許庁に商標登録申請も出している。
スパゲッティの名前は大抵ソースの材料などをそのまま表したものが多いのだが、ミラノにあったリストランテでは、AL Colpo di Lupara と言っていた。イタリアの他のリストランテでは見たことが無いので、そこのオーナーコックさんが名づけたのだろう。
この親父さん、厨房入りすると直ぐに一杯やりだすらしく、夜9時頃には大抵出来上がっている。
Zio Rossoが行き始めて暫くして、客席係の奥さんに「ライフルの一発と言ってもたいしたこと無いね」と言ったことが親父さんに伝わったらしく、それ以来だんだん辛く、特に9時ごろに行くと、出来上がっているのも加わって、思いっきり辛いのが出てきたものです。
今は無いこのリストランテのオーナー夫妻に、Zio Rossoのライフルの一発を食べさせてみたいものですね。親父さんにはライフルの三発の方が良いかな。
このリストランテ、5~6年前には高齢で廃業したので、遠い昔の物語になりました。