カルツォーネと言うとオムレツ状にした半月型ピッツァ。これをテークアウトも出来るように二周りも小さくしたものがパンツェロット。
大阪はアメリカ村で、イタリアそのまんまラザーニアとスパゲッティ”ライフルの一発”の二つのメニュでパスタ専門店をしており、近くの商店の人や会社の人、遠方からの人などがわざわざ来てくれるのだが、アメ村へ来る若者は皆無である。
どうやらタコヤキに負けている?それとも美味しいものを食べることに興味が無い?
で、ハマッテしまった人もいる評判の”ライフルの一発”のソースを使って、ピッツァ皮を作り、円形に伸ばしてその中にナチュラルチーズ、モッツァレラチーズ、パルミジャンチーズとミートソースを包み込んでオーブンで焼き、パンツェロットを作ってみた。
とにかく手間暇がかかる食べ物なのだが、アメ村の若者の生態?にも興味があり、多少面白半分もありで作ったもの。
タコヤキ対抗なので、価格も350円にしたところ、従来のお客さんはスパゲッティやラザーニア一人前で物足らない人が、美味しいといって食べてくれるのだが、肝心のアメ村若者は興味が無いらしい。
我々若いときは、腹を取り敢えず満腹にするのが第一であったけれど、少しは健康のことも考え、栄養のことも考えたように思うのだが、どうやらアメ村の若者は、腹が減ったら400円以下でタコヤキ、そしてやはり400円以下のスイーツらしい。
私などの感覚とアメ村の若者の感覚の差は、演歌とラップの差くらいアルらしい。
パッツェロット(PANZEROTTO)は、美味しいけれど手間暇が掛かり過ぎるのは、ラザーニアだけで良いので、止めました。