喫煙者擁護???

文楽鑑賞に行ってきた。

96歳になる母親へのササヤカナ孝行と、イタリアから一時帰国している息子へのお礼を兼ねてである。

チョット困るのは、母親の前ではタバコを吸えない事である。3年前に長男が間質性肺炎に肺ガンを併発し先立って以来、タバコは敵であるらしい。

20才になってからタバコをすいだして以来、何度か半年の禁煙を実行し、3年前には2年間の禁煙も実行してきたのだが、2年ほど前から喫煙を再開している。

先日は息子に頼んで、DUNHILL INTERNATIONALを免税店で買ってきてもらった。このダンヒルはイタリア向けらしいが、箱の一方には、「喫煙は殺す」と極太の文字で書いてあり、もう一方には「タバコは血行を阻害し、心筋梗塞や卒中の原因になる」と書いてある。

ところで、元大手企業の役員をしていた友人と話していたのだが、医者の話では喫煙はアルツハイマーや認知症予防の効果があるとかだが、医師会では秘密事項としているのだとか。

また息子との話では、イタリアでは喫煙がアルツハイマーの予防に効果があるのは常識的な話だとかである。

さて、Zio Rossoは60歳をこえた時、ガンなどに掛かった場合、社会復帰が相当の確立で望めない場合、手術などを含め延命処置は一切しないし、抗がん剤など飲まないと決めている。

この場合、ガンなどを予防するために喫煙を止めるか、アルツハイマーを予防するために喫煙を続けるか、大きな問題である。

Zio Rossoとしては、ガンよりアルツハイマーの方が怖いですし、喫煙にはストレス解消の効果も十分ありますので、喫煙者としてのマナーに気をつけながら、タバコを楽しみたいと思っています。